SS-Sophie 初期設定マニュアル
last update: Thu, 28 Jan 2021 06:21:28 GMT ( 4 years ago )

    ♠ Sophieの初期設定

    Sophieを利用するためには、以下の各情報を登録する必要があります。
    ・会社情報 : 自社の情報(決算月、期、販売計画の期間など)と、帳票に出力する送信元など
    ・取引先(仕入先):商品の仕入先になります。 
    ・品目 :商品を分類するための軸になります。 
    ・商品 :仕入れ、販売する商品になります。 
    ・倉庫 :商品を在庫として管理するための単位になります。
     
    • 1.会社情報の登録

      基本的には、初期設定ツール(営業にて会社を登録する際に利用するツール)にて、設定されますが、システムの初期起動時には以下の確認をしてください。
      ・自社マスタ
      ・帳票上に表示される自社情報について
       各帳票(請求書など)に表示される会社情報や、印鑑などは以下のファイルにて定義します。
      ・請求書
      ・「管理者タブ」>「システム設定」から(詳細は後述)
      ・納品書、注文書、物品受領書
      ・「管理者タブ」>「組織名マスタ」から(詳細は後述)
      • 1.1.自社情報

        ・「管理者タブ」>「自社マスタ登録」をクリックで「自社マスタ登録画面」が表示されます。

        自社マスタ登録画面
      • 1.2.システム設定

        ・「管理者タブ」>「システム設定」をクリックで「システム設定画面」が表示されます。
         ドロップダウンより、必要に応じて設定値を選んで検索し、中身を適宜修正します。

        以下の項目はあらかじめ確認・修正をしてください。

        請求書等社外表記



        社員ID接頭文字
        システム内で社員を登録する場合のログインIDの接頭文字として利用されます

        初期税区分(販売)
        販売で利用する課税対象取引における初期表示される税区分を指定します

        初期税区分(経費)
        経費・経理・会計で利用する課税対象取引における初期表示される税区分を指定します

        ※上記以外にも(会計定義:特別処理に使う科目)や、一覧の表示件数など様々な定義があります


        • 1.2.1.請求書等社外表記

        • 1.2.2.初期税区分(営業)

        • 1.2.3.初期税区分(経費)

      • 1.3.FINALファイル


    • 2.組織と社員について

      会社には、組織(地区や部、課)と社員がいます。
      本システムを利用するにあたって、以下のマスタの登録が必要になります。
      以下の順に各項を参照して登録してください。

      組織名マスタ
      組織構成マスタ
      社員マスタ
      社員配属マスタ

      組織のイメージ
      組織のイメージ


      • 2.1.組織の登録

        ・概要
        組織コード、組織名、略名、住所を登録します。
        組織名マスタの「地区」データの住所は英字用の帳票の送信元(発信元)として納品書、発注書に利用されます。
        組織名マスタの「部」データの住所は日本語用の帳票の送信元(発信元)として納品書、発注書に利用されます。

        ・登録手順
        ・「管理者タブ」>「組織名マスタ登録」をクリックして画面を開きます。
        ・コード、名称をフラットに入力します。
        ・「組織区分」により階層がわかれますので適宜指定してください。
        ・画面左上の「決算期」ごとにデータがわかれますのでご注意ください。
        ※入力欄が赤くなっている項目は必須です。
        コードは任意に指定できます。
        (推奨:地区:3桁、部:2桁、課:4桁)

        組織名マスタ


      • 2.2.組織構成の登録

        ・概要
        組織名マスタに登録した組織を編成するマスタです。
        本社>地区>部>課のような階層構造を登録します。
        組織図Noにて、その構成名を指定し複数の構成を作成できます。
        営業組織用の「CHIKU」、会計の集計組織用の「KAIKEI」など任意の構成を登録できます。
        ただし、「CHIKU」の設定は必須になります。
        また、会計モジュールを利用する場合は、「KAIKEI」の設定も必要になります。

        ・登録手順
        ・「管理者タブ」>「組織構成マスタ登録」をクリックして画面を開きます。
        ・決算期・組織図Noを選択して上位組織から順番に定義していきます。
        ・上位組織コードがブランクが最上位
        ・上位組織コードを指定するとその配下が登録可能
        ・入力欄の各組織コードは組織名マスタに登録された組織から選択します。
        ※システムを稼働させる為に以下の組み合わせは最低限用意する必要があります。
        (参考)以下のようなもの
        東京本社(地区)
         →営業部(部)
        →営業1課(課)

        組織構成の登録


      • 2.3.社員の登録

        ・概要
        会社に属するもしくは関係のあるシステムの利用者を登録します。
        すでにSynqueryのアカウントを所持している場合は、そのログインID、パスワードを維持するかの確認ダイアログが表示されます。(維持しない場合は登録できません。)
        社員マスタ登録画面では、社員の配属は行ません。「社員配属マスタ登録画面」にて行います。

        ・操作手順
        ・「管理者タブ」>「社員マスタ登録」をクリックして画面を開きます。
        ・入力欄が赤くなっている項目は必須です。
        ・コードは任意に指定できます。(推奨3〜4桁)
        ※略名は各入力画面、帳票に利用されるため長すぎずわかりやすい名称を指定してください。
        ※メールアドレスをキーとしてSynqueryのアカウントを検索し、既に登録済みの場合はそのアカウントのログインIDとパスワードを引き継ぐことができます。

        ※EB使用区分エリア
        給与・報酬の支払において銀行振込データ(EBデータ)を利用する場合は指定をしておくと「支払EBデータ作成処理画面」にてEBデータを生成することが可能になります。詳しくはお問い合わせください。

        社員登録マスタ

      • 2.4.社員配属の登録

        ・概要
        社員マスタではその社員がどの組織に在籍しているかを登録しません。
        かわりに本画面にて社員を配属します。
        各入力画面で必須となっている地区や部、課が特定できないため配属は必須 になります。

        ・登録手順
        ・「管理者タブ」>「社員配属マスタ登録」をクリックして画面を開きます。
        ・「決算期」を選択してその期の配属を指定します。
        ・入力欄が赤くなっている項目は必須です。
        ※社員コードは、社員マスタから、課コードは、組織名マスタから参照して選択します。
        ただし、課コードは、組織構成マスタで構成さていないと選べませんので注意が必要です。

        社員配属マスタ

        ※リモートユーザ(システム管理者)の登録について
        本システムにおいて、リモートバッチ処理(販売月締処理等のサーバーでのタスク実行)を実行するためのユーザーを定義する必要があります。
        「管理者権限」および、「全てのモジュールの表示権限」を持った「システム管理者(のような社員)」を登録し、そのログインIDとパスワードを、「システム設定」>「リモートユーザー」に定義する必要があります。