♠ SSS システムの初期設定

     SSS システムを利用するためには、各情報を登録する必要があります。    
    販売店・代理店は以下の情報をユーザーよりヒアリングし、システムに初期データを投入した上で提供してください。
    「一般的な情報の利用も可能」となった情報はデフォルトのデータがあります。ヒアリングなしで提供し、お客様のニーズに合わせて設定・拡張する提供も可能です。
      
    (1)会社情報 
     <対象> 全ユーザー
     利用者の会社情報(決算月、運用開始期、部門等の構成、社員など)と、管理者情報の設定・帳票に出力する送信元など
     「自社マスタ登録」「決算期管理データ登録」「組織マスタ登録」「組織構成マスタ登録」「社員マスタ登録」および「システム設定」から行います。

    (2)国・通貨・レート・税区分・発番ルール
     <対象> 全ユーザー(一般的な情報の利用も可能)
     利用者の会社で利用するシステム基本情報ですが、一般的な情報であるため、お客様の要望がない限り変更が不要なもの
     「国マスタ登録」「通過マスタ登録」「基準レートマスタ登録」「消費税区分マスタ登録」「発番マスタ登録」および「システム設定」から行います。

    (3)品目・単位・倉庫
     <対象> 販売管理機能・棚卸機能の利用者
     商品を分類し、在庫として管理するための軸になります。    
     「品目マスタ登録」「単位マスタ登録」「倉庫マスタ登録」から行います。   
         
    (4商品
     <対象> 販売管理機能の利用者
     商品を分類するための軸になります。   
     「商品マスタ登録」もしくは「商品構成マスタ登録」から行います。    
         
    (5)取引先(販売先・仕入先)
     <対象> 販売管理機能・経費機能・経理機能の利用者
     商品の販売先(得意先)、仕入先および経費の支払に利用します
     
    • ■ 1.システム基本情報

      システムの初期起動時には以下の確認をしてください。
      (詳細は一部記述中です。わからないところは販売元に確認してください。)
    • ■ 2.組織と社員について

      会社には、組織(地区や部、課)と社員がいます。
      本システムを利用するにあたって、以下のマスタの登録が必要になります。
      (1)組織名マスタ
      組織コード、組織名、略名、住所を登録します。
      組織名マスタの「地区」データの住所は英字用の帳票の送信元(発信元)として納品書、発注書に利用されます。
      組織名マスタの「部」データの住所は日本語用の帳票の送信元(発信元)として納品書、発注書に利用されます。

      (2)組織構成マスタ
      上記の組織名マスタに登録した組織を編成するマスタです。
      本社>地区>部>課のような階層構造を登録します。
      組織図Noにて、その構成名を指定し複数の構成を作成できます。
      営業組織用の「CHIKU」、会計の集計組織用の「KAIKEI」など任意の構成を登録できます。
      ただし、「CHIKU」の設定は必須になります。
      また、会計モジュールを利用する場合は、「KAIKEI」の設定も必要になります。

      (3)社員マスタ
      会社に属するもしくは関係のあるシステムの利用者を登録します。
      すでにSynqueryのアカウントを所持している場合は、そのログインID、パスワードを維持するかの確認ダイアログが表示されます。(維持推奨)

      (4)社員配属マスタ
      社員マスタではその社員がどの組織に在籍しているかを登録しません。
      かわりに本画面にて社員を配属します。
      各入力画面で必須となっている地区や部、課が特定できないため配属は必須になります。

      組織のイメージ
      組織のイメージ